35歳からの再就職

うつ病になり会社を辞めようと決心し再就職を目指すゲームプログラマーのブログです。

そして鬱になった

報せが来たのは一本の電話でした。
彼女の妊娠が発覚しました。
7週目だったそうです。
彼女はすぐに中絶したいと言いました。
彼女の親族でできちゃった結婚をして悲惨な末路を辿った家庭があったそうです。 彼女はそれを知って恐怖に思い中絶したいと言い出したのです。
プロポーズもしていてむこうの親にも会っているのにそれはないと思いました。
しかし抗鬱剤がお腹の子供に悪影響を与えるのを知っていたので渋々了承しました。
そして彼女は母親に相談するといって電話を切りました。
翌日、一通のメールが来ました。 もう会いたくない。連絡もとらないでくださいといった内容です。 唯一許された連絡手段が手紙のみでした。
そして彼女は中絶しました。私の同意書なしにです(これが後々問題になります)。
それを知った私は彼女と別れたショックも重なって気分が落ち込み一週間ぐらい会社を休み部屋に閉じこもっていました。
その間食事や買い物などする気もせずガリガリに痩せていきました。
その後一応会社に出社したのですが仕事にも身が入らず夜になると気分が落ち込んで眠れなくなっていきました。
そして私は自傷行為をするようになりました。
カッターで手首や脚を切りつけました。
ちょうど半袖の時期だったのでそれが上司にばれてしまい健康管理センターに行くように命じられました。
そこですぐさま精神科にいって診断を受けるように命じられ言われた精神科に行ったところうつ病と診断され3ヶ月の休職となりました。
このときは薬を飲めばすぐ直ると思っていました。
しかしこれが9年に及ぶ戦いの始まりでした。
(続く)

経緯その4

メンヘラになった彼女ですが私の仕事も暇になってきたので頻繁に会うようになって行きました。  
頻度は休日にはほぼ会っていました。
しかし彼女の様子がおかしくなってきたのです。
意味もなく泣いたり突然ハイテンションになったり旧に不機嫌になったりいきなり子供っぽくなったりと。。。
最初は私の態度が原因かなぁと思っていたのですが実は鬱がかなり重度になっていて情緒不安定になっていたのです。
それでも機嫌がいいときは一緒にスーパーに行って買い物をして一緒に料理して一緒に晩御飯を作って食べたりしてました(近所では手をつないで買い物に行くカップルとして有名だったそうです。ちょっと恥ずかしい)
あと一緒に旅行とかにも行きました。
箱根や名古屋に行ったのですが旅行前日まで情緒不安定で落ち込んでいたりしたかと思えば当日になるとケロッとしていたりやっぱり精神が安定していないんだなぁと思いました。
正直その頃は戸惑いもありましたが楽しかったです。
彼女にプロポーズもしました。返事はいつでもいいということで。 半年くらい経って渋々?OKをもらいました。
夜の生活のほうですが相変わらずSEXばかりしてました。
生理のとき意外はほぼ毎回です。
しかも全部中出し。
危険日でも激しく求めてくるので相手していたんですが避妊しようとすると嫌がるの生でやってました。
当然といえば当然ですが彼女が妊娠しました。 この妊娠がきっかけですべてが壊れていくのです。 (続く)

経緯その3

彼女と交際中彼女が会社を解雇されてしまいました。
原因は同僚との人間関係です。
もともと彼女は人間関係が得意な方ではなかったです。
その元となった同僚は一言で言えば「姫」。
高飛車な態度で接してきたそうです。
上下関係がないにもかかわらずあたかも自分の部下のように彼女を扱ったり彼氏(私)のことでからかわれていたそうです。
そんな同僚の態度に彼女がキレてしまい職場で大声で怒鳴ったそうです。
会社から彼女は問題児とされ暇な仕事や無茶な仕事を押し付けられたそうです。
彼女は次第に精神を蝕んでいき健康管理センターに呼び出されうつ病と診断され休職になりました。 休職から3ヶ月ぐらいでしょうか突然復帰の見込みなしとみなされ解雇されたのです。
しかも会社を訴えないという念書を書かされたそうです。
病気を理由に解雇する場合最大限会社は復帰の支援をするという決まりが労働基準法にあります。
会社はそれを無視して彼女を解雇したのです。 そ
の会社を後々調べてみれば有名なブラック企業で社員を使い捨てにする会社だそうです。 入
社試験の話を聞いてみると書類選考だけで面接などは行わなかったそうです。
普通の会社は少なくとも2回は面接をします。
まあ社員をモノとしか扱っていない会社なんてそんなもんですね。
現在就職活動している人は気をつけましょう。
彼女の鬱は日に日に重くなりいわゆるメンヘラになってしまったのです。
そんな彼女はますます私に依存していったのです。
(続く)